2025-02-03

間質性肺疾患

抗MDA5陽性皮膚筋炎に伴う間質性肺疾患に対するトファシチニブとカルシニューリン阻害剤の有効性および安全性:多施設コホート研究(Eur Respir J. 2025)

Effectiveness and safety of tofacitinibversuscalcineurin inhibitor in interstitial lung disease secondary to anti-MDA5-positive dermatomyositis: a multi-centre cohort study. Eur Respir J. 2025 Jan 30:2401488. doi: 10.1183/13993003.01488-2024.引用文献まず最初に結論からいうと以下のとおりです。本研究は観察試験であり、治療群はランダム化されていない。交絡因子を考慮するために、傾向スコアに基づく逆確率重み付け(IPTW)を用いた解析であることが前提。TOFはMDA5+DM-ILDの生存率を改善する可能性がある60歳未満、RPILDを伴わない、PaO₂/FiO₂ ≥ 300mmHgの患者でより有効かも。重篤な感染症のリスクはCNIと同程度抗MDA5(メラノーマ分化関連遺伝子5)陽性皮膚筋炎(MDA5+DM)は、皮膚筋炎のサブグループの一つであり、自己抗体で...
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