
特発性NSIPは膠原病の前触れ?
Idiopathic nonspecific interstitial pneumonia: report of an American Thoracic Society project. Am J Respir Crit Care Med. 2008 Jun 15;177(12):1338-47.引用文献関連記事:NSIP一般について特発性NSIPは膠原病の前触れ?診断後も続く、見逃せない自己免疫疾患の兆候はじめに:NSIP診断では膠原病の除外が必須特発性NSIP(Idiopathic Nonspecific Interstitial Pneumonia)は、特発性間質性肺炎(IIPs)の一つであり、他の原因が除外されたうえで診断されます。そのため、診断時には徹底的な膠原病の除外が必要です。2008年のATSレポートでは、以下のような特徴が報告されています。中年の女性・非喫煙者に多いRaynaud現象、関節痛、自己抗体陽性など膠原病を疑わせる特徴を有する患者が一定数存在抗核抗体陽性率:43%、リウマチ因子陽性率:23%表3(Table 3)には、67例のiNSIP患者における臨床特徴...