スポンサーリンク
スポンサーリンク
その他

「誤診」と「暫定診断」の違い、知っていますか?


これ、けっこう大事なことなんですが——

医療では「初診で確定診断がつかない」ことは本当に多いです。

これは開業医でも総合病院でも大学病院でも、海外でも同じ。

なぜかというと、初期は所見が微妙で「Aという病気」と「Bという病気」の違いがわからないことが多いから。

そして、病気の多くは時間経過とともに症状・所見が明確になり、確信度が上がる。

これが「後医は名医」と言われるゆえんです。

だから医師は——

  • 今わかる範囲で最も妥当な 『暫定診断』 を立てる
  • 重篤でない場合は、あえて 経過をみる  (余計なことをすると、診断や治療がわからなくなることがある)
  • 患者さんの症状が強い場合には、暫定診断に基づいた治療(診断的治療)をすることがある
  • 重篤な場合には、複数の疾患を カバーする対応 をとる といった判断をしています。

それを「誤診」と感じる患者さんもいますが、医学的には 診断のプロセスの一部 であり、そういうコンセプトで行われた「暫定診断」は誤りとは言えません。

大事なのは、

「不確実性をどう共有するか」

「経過をどうフォローするか」

医療者と患者さん、そして司法も—— この構造を理解することが、良い医療につながります。

ただし、医師も患者もこのコンセプトの理解が不足していると、結果的に「誤診」となる、あるいはそのように受け取られてしまうことがあります。

だからこそ、 診断は“点”ではなく“プロセス”。

そして、そのコンセプトの理解と説明が非情~~に重要なのです。

スポンサーリンク


スマートフォンをご利用の皆さまへ
他の記事をご覧になりたい場合は、画面下の「メニュー」「検索」「サイドバー」を使って、気になる話題を検索することもできますので、ぜひご活用ください。
PCをご利用の皆さまへ
他の記事をご覧になりたい場合は、画面上部のメニューバーや画面右側のサイドバーをご利用いただき、気になる話題をお探しください。

タイトルとURLをコピーしました