呼吸器症例クイズ!
Xで症例クイズ出していましたが、これからブログの方にも載せていこうと思います。
症例提示
救急外来、18歳男性。
アルバイト中に、突然胸部不快感?
指導医「ん~、なんだろう?
C先生!ファーストタッチ頼むぞ!」
研修医C「は、はいぃ〜!!」
—— 30分後 ——
研修医C「せ、先生ぃ!大変ですぅ!
■△〇★ですぅ!」
指導医「マジか!!
レントゲンだけでよくわかるな!
さてここで読影問題です。
主な病変はどこにあるでしょうか?


——
問1.
- Aゾーン
- Bゾーン
- Cゾーン
- DAZN
追加情報:体温36.5℃、血圧110/65、HR 90/分、SpO2 99%(室内気)、心雑音なし、呼吸音正常で減弱なし。心電図異常なし。 既往歴 特記なし。 サッカー好き。 <教育的資料や一部加工画像を使った架空症例>
解説1
指導医「上記症例の解答です!」
解答や画像の解説は、スライドをご参照ください。
まだ問題をご覧になっていない方は、先に引用元を確認してからこの解答をお読みください。

本症例は……
”縦隔気腫(じゅうかくきしゅ)”です。
縦隔気腫とは、
両肺を隔てている「縦隔」という領域に空気が入り込んでしまう状態です。


縦隔には、
心臓や大血管、気管、食道などが集まっており、本来この領域には気管内や食道内以外には、空気は存在しません。しかし、何らかの原因で空気が縦隔内に広がることで発症します。
若年者が、
突然、胸の不快感や胸痛を訴えた場合には、心臓や大動脈の病気、胃食道の病気などを鑑別に挙げる必要がありますが、自然気胸や”縦隔気腫”も重要な鑑別疾患として考慮する必要があります。
<答えの解説>
所見は実際にはAとCの両方に認められますが、今回は「主な」病変部位を問う趣旨の問題でしたので、正解はAとなります。

(画像分割の都合上、このような形式となりました。)
<縦隔気腫の分類と治療>
原因がはっきりしない特発性と、明らかな誘因や基礎疾患を伴う二次性に分けられます。特発性縦隔気腫は外傷や基礎疾患がなく発症し、若年のやせ型男性に比較的多くみられます。多くは一過性で、安静により改善します。一方、二次性の場合は、原因となる疾患への対応が必要となることがあります。

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