
添付文書の「間質性肺疾患」って…もう少し分かりやすくならないのでしょうか?
最近、抗がん剤や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の添付文書や適正使用ガイドを読んでいて、改めて気になることがあります。それは、有害事象の欄に記載されている「間質性肺疾患(ILD)」という表現です。この表現、呼吸器科以外の診療科にとっては、けっこう誤解を招きやすいのではないでしょうか?「既存の持病としてのILDなのか?それとも薬剤による新しい副作用なのか?」一見しただけでは判断がつき...