スポンサーリンク
感染症

市中肺炎に対するグルココルチコイド併用療法の実践的ランダム化試験

A Pragmatic Trial of Glucocorticoids for Community-Acquired Pneumonia. Ruth K. Lucinde et al. The New England Journal of Medicine, 2025.今回は上記の論文から引用します。引用文献はじめに市中肺炎(CAP)は世界中で依然として主要な死因の一つです。特にサブサハラ・アフ...
0
感染症

🫁 肺炎治療で「急に呼吸が悪化」するのはなぜ?

—— 治療が正しくても悪化する、その臨床的背景を知る肺炎で入院。抗菌薬も、補液も、酸素投与も、方針は妥当。それなのに——治療開始後まもなく、呼吸状態が急速に悪化。そんな経験、ありませんか?実は、「仮に感染性肺炎であって、その治療が正しかったとしても悪化することがある」のです。これは呼吸器内科だけでなく、すべての診療科で知っておく価値のある現象です。「正しい治療でも悪化する」理由① 脱水補正で“隠れ...
0
その他

妊娠中の喘息治療薬は本当に安全か?〜ICSとLABAの使用と胎児への影響を検証した大規模研究〜

The Association Between Use of Inhaled Corticosteroids and Long‐Acting Beta2‐Agonists During Pregnancy and Adverse Fetal Outcomes. Wu YC, et al.Respirology. 2025.This is an open access article under t...
0
スポンサーリンク
感染症

🫁 若手医師のための ニューモシスティス肺炎:診断と検査の実践ポイント

HIV陰性患者のPneumocystis jirovecii 肺炎(PCP)は、急性発症・重症化が特徴であり、発見の遅れが致命的となり得ます。しかし非HIV群では菌量が少なく、典型的な画像所見がそろっていても検査で陰性となることが珍しくないため、「どの検査をどう組み合わせて診断を確定するか」が重要な鍵になります。引用;Up-to-Date:Epidemiology, clinical manife...
0
感染症

🫁 若手医師のための ニューモシスティス肺炎:臓器移植後・免疫抑制下におけるワンポイントガイド

免疫抑制状態にある患者さん、特に臓器移植を受けた方や長期ステロイド・免疫抑制剤を使用中の方では、Pneumocystis jirovecii肺炎(PCPまたはPJP)の発症リスクが高まります。実臨床でも比較的遭遇頻度は高いのではないでしょうか?その疫学をあらためて整理し、若手医師のみなさんに「いつ・どのように」気をつけるべきかを分かりやすく解説します。引用;Up-to-Date:Epidemiol...
0
感染症

🫁 若手医師のためのニューモシスティス肺炎:HIV陰性患者における臨床像

〜HIV陽性PCPとの違いを理解する〜引用;Up-to-Date:Epidemiology, clinical manifestations, and diagnosis of Pneumocystis pneumonia in patients without HIV 引用文献PCP・PJPを押さえておこうニューモシスティス肺炎は Pneumocystis jirovecii によって引き起こさ...
0
感染症

🫁 若手医師のための ニューモシスティス肺炎の胸部HRCTワンポイントガイド

免疫抑制状態で遭遇することのあるニューモシスティス肺炎(PCPまたはPJP)は、胸部高分解能CT(HRCT)での典型像を知っておくことで、早期診断・適切な対応につながります。今回は、若手医師・研修医の方向けに「どこに陰影が出るか(分布)」「どんな所見が典型か」「HIV陽性例と陰性例での若干の違い」「画像上似ている鑑別疾患」を整理しました。診療現場で“あれ?この像PCPかも”と思えるようになることを...
0
論文紹介

性について、患者さんに聞いていますか? ―肺線維症と性機能障害の関係を探る―

衝撃的なタイトルですみません。性について話すこと。それは、私たち呼吸器内科医にとっても、患者さんにとっても、決して簡単なことではありません。特に若年の肺線維症患者さんでは、パートナーとの関係性や将来の不安など、性に関する悩みが複雑に絡み合う傾向があります。このようなニーズにどう応えるか。The Impact of Pulmonary Fibrosis on Sex and Sexual Funct...
0
肺癌や悪性腫瘍

「肺がん治療の陰に潜むリスク:治療関連肺炎(TRP)の実臨床データを読み解く」

今回ご紹介するのは、オランダの単施設で実施された後ろ向きコホート研究で、11種類の治療レジメン別にTRPの発症率とリスク因子を解析した貴重な実臨床データです。この研究から何が見えてきたのか?そして私たちは、どのようにTRPを予測・管理していけばよいのでしょうか?Real-world incidence of pneumonitis in different treatment modalities...
0
その他

「誤診」と「暫定診断」の違い、知っていますか?

これ、けっこう大事なことなんですが—— 医療では「初診で確定診断がつかない」ことは本当に多いです。これは開業医でも総合病院でも大学病院でも、海外でも同じ。 なぜかというと、初期は所見が微妙で「Aという病気」と「Bという病気」の違いがわからないことが多いから。 そして、病気の多くは時間経過とともに症状・所見が明確になり、確信度が上がる。 これが「後医は名医」と言われるゆえんです。 だから医師は—— ...
0
間質性肺疾患

自己免疫性肺胞蛋白症の治療に新時代到来?吸入GM-CSF製剤モルグラモスチムの第3相試験を読む

自己免疫性肺胞蛋白症(aPAP)は、抗GM-CSF抗体によりGM-CSFの働きが抑制され、肺内でのGM-CSF不足によって発症する稀な疾患です。そのため、GM-CSFを吸入薬として外から補う治療が有効ではないかと考えられてきました。近年では、サルグラモスチム製剤「サルグマリン®」が2024年に本邦で保険適応となり、実臨床でも使用が開始されています。本稿では、もう一つのGM-CSF製剤であるモルグラ...
0
いろいろ解説

【新国際分類2025】その16 肺胞蛋白症(PAP)―「crazy paving」パターンを見たらこの疾患を思い出せ!

Ryerson CJ et al. Update of the International Multidisciplinary Classification of the Interstitial Pneumonias: An ERS/ATS Statement. European Respiratory Journal 2025.胸部CTで“敷石状(crazy paving)”を見かけたとき、ま...
0
間質性肺疾患

慢性好酸球性肺炎における世界初の前向きRCTの意義

呼吸器内科で遭遇する慢性好酸球性肺炎(CEP)は、ステロイドに対する反応性が非常に高い一方で、再発率も高く、治療期間に明確なコンセンサスがありませんでした。この論文は、2015年に発表されたものでありながら、今なお臨床判断のベースとなる国際的に重要なエビデンスです。Efficacy of short-term prednisolone treatment in patients with chro...
0
スポンサーリンク