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間質性肺疾患

臨床現場で使える!AE-IPF死亡予測スコア AIM-30

特発性肺線維症の急性増悪の患者さんの30日死亡予測モデルです。日常診療の簡便な指標を用いたスコアリングシステムですね。Joong-Yub Kim et al. Development and Validation of a Clinical Scoring System Predicting 30‐Day Mortality in Acute Exacerbation of Idiopathic ...
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論文紹介

肺がん診断に革新を:超音波ガイド下凍結生検(EBUS-Cryo)が切り開く中心型病変への新アプローチ

大阪公立大学からの報告ですね。Toshiyuki Nakai, et al. Application of endobronchial ultrasound-guided cryobiopsy for centrally located intrapulmonary lesions: A retrospective cohort study. Lung cancer 2025.引用文献はじめに肺が...
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ゆるネタ

熟練の技

肺の病理組織が見えているとしか思えない ──それが熟練の胸部放射線科医<スマートフォンをご利用の皆さまへ>他の記事をご覧になりたい場合は、画面下の「メニュー」「検索」「サイドバー」を使って、気になる話題を検索することもできますので、ぜひご活用ください。<PCをご利用の皆さまへ>他の記事をご覧になりたい場合は、画面上部のメニューバーや画面右側のサイドバーをご利用いただき、気になる話題をお探しください...
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間質性肺疾患

過敏性肺炎⑦~線維性過敏性肺炎の病理像をやさしく解説します

過敏性肺炎(HP)は、反復する抗原吸入によって誘発される免疫性びまん性肺疾患であり、2020年ガイドラインでは、非線維性(nonfibrotic HP)と線維性(fHP)に分類されました。病理組織を観察すると、こんな特徴があります:末梢気道や肺胞まわりにリンパ球などの炎症細胞が浸潤小さな肉芽腫が点々と見える時間が経つと線維化(肺の組織が硬くなる)が加わる(線維性HP)このように、HPの病理は「炎症...
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肺癌や悪性腫瘍

進行非小細胞肺がん:脳だけ進行しても治療は続けられる?アミバンタマブ+SRSの可能性

Exon20挿入変異×アミバンタマブNatasha B. Leighl et al. Intracranial and systemic progression on amivantamab in platinum-treated epidermal growth factor receptor exon 20 insertion-mutated advanced non-small cell l...
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間質性肺疾患

【やさしく学ぶ病理】過敏性肺炎⑥~非線維性(細胞性)過敏性肺炎の病理像!

過敏性肺炎(HP)は、反復する抗原吸入によって誘発される免疫性びまん性肺疾患であり、2020年ガイドラインでは、非線維性(nonfibrotic HP)と線維性(fHP)に分類されました。病理組織を観察すると、こんな特徴があります:末梢気道や肺胞まわりにリンパ球などの炎症細胞が浸潤小さな肉芽腫が点々と見える時間が経つと線維化(肺の組織が硬くなる)が加わる(線維性HPへ進展)このように、HPの病理は...
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肺癌や悪性腫瘍

進行非小細胞肺がんにおける低用量ICI:効果は?副作用は?

「低用量でも効く?」肺がん免疫療法の新しい選択肢とは?A real-world study on the efficacy and safety of low-dose PD-1 monoclonal antibody alone or in combination as the first-line treatment for advanced non-small cell lung cance...
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深掘り

🫁 呼吸器内科TIPS|「CT悪化=PF-ILD」とは限らない!ステロイドで安定してたのに進行?…そんな時こそ“中身”を見にいこう

膠原病関連ILDや線維性過敏性肺炎(fHP)などで、ステロイド(±免疫抑制剤)治療により安定していたはずの患者さん。…なのに、「ん?CTで線維化+α、なんか悪化してる?」と感じたこと、ありませんか?🤔よくある悩み。🔺 ステロイドを増やすべき?💉 免疫抑制剤を追加?💊 それとも、ニンテダニブ?最近では「進行性線維化(PF-ILD)?」と見えたらすぐに抗線維化治療を検討しがちですが――本当に線維化が主...
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肺癌や悪性腫瘍

「治療をやめても効いてる!?」CheckMate 227で見る免疫療法の“治療不要生存期間”とは

この論文は、Free articleでした。読んで損はないでしょう。Solange Peters et al. Treatment-Free Survival Over 6 Years of Follow-up in Patients With Metastatic Non-small Cell Lung Cancer Treated With First-Line Nivolumab Plus ...
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肺癌や悪性腫瘍

周術期デュルバルマブの実力とは?非小細胞肺癌における手術安全性のエビデンス

Surgical Outcomes with Neoadjuvant Durvalumab Plus Chemotherapy Followed by Adjuvant Durvalumab in Resectable NSCLC. Tetsuya Mitsudomi et al. Journal of Thoracic Oncology 2025.引用文献はじめに非小細胞肺癌(NSCLC)のうち...
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深掘り

【やさしく学ぶ】過敏性肺炎⑤~病変分布のナゾと診断手技を完全整理!

過敏性肺炎(HP)は、反復する抗原吸入によって誘発される免疫性びまん性肺疾患であり、2020年ガイドラインでは、非線維性(nonfibrotic HP)と線維性(fHP)に分類されました。病理組織を観察すると、こんな特徴があります:末梢気道や肺胞まわりにリンパ球などの炎症細胞が浸潤小さな肉芽腫が点々と見える時間が経つと線維化(肺の組織が硬くなる)が加わる(線維性HP)このように、HPの病理は「炎症...
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いろいろ解説

🫁 呼吸器内科TIPS|間質性肺疾患治療中のFVC低下=悪化・再燃とは限らない!

間質性肺疾患(ILD)、特にステロイドが治療の選択肢となるNSIPや膠原病関連ILDでは、治療開始後1〜3ヶ月で症状・呼吸機能・胸部CT画像のいずれもが改善することが多く、「これはいい経過だ」と感じる場面も少なくありません。しかし、そこから半年〜1年経った頃、胸部CTでは改善傾向が続いているにもかかわらず、FVC(努力性肺活量)が低下しているというケースがあります。「あれ?これって再燃…?」と不安...
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深掘り

🫁 呼吸器内科TIPS:胸部CTが正常なのに拘束性障害?そのとき考えるべきこと

呼吸機能検査で拘束性障害(FVC↓)を指摘された患者さんが紹介されてきたけれど――CTを見ても肺野、胸郭、脊椎すべて“正常”に見える。こういうケース、呼吸器内科では意外とよくあります。でも油断は禁物。画像上は正常でも、呼吸機能に影響を与える“隠れた原因”が潜んでいることがあります。今回は、そんなときに鑑別すべきポイントを5つに整理してみました。1. 肥満(Obesity-related restr...
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