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ゆるネタ

研修医Bの「救急外来」51歳男性、胸部不快感。バイタル安定。

救急外来。51歳男性、胸部不快感。バイタル安定。 指導医「B先生、ファーストタッチお願い!ついでに心電図も。」 研修医B「は、はい!」 —— 数分後 —— 研修医B「せ、先生っ!大変です!気胸かもです!う〜ん……3度かも?」 指導医「えっ、なんで? レントゲンとる前にそんな……」 研修医B「私ぃ、心電図とる前にぃ…心音聴いたんですけどぉ…… なんか心音弱いしぃ……しかも“中央に寄ってる”感じしてぇ...
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深掘り

「呼吸困難」は正式、「呼吸困難感」は非公式、 では呼吸困難感は“使ってはいけない”のか?

はじめに先日、Xで「呼吸困難」と「呼吸困難感」を使い分ける、という趣旨の投稿をしたところ、反響をいただきました。 その中には、呼吸困難感について、 「正式ではないから使うべきではない」「誤りだ」 「呼吸困難にはそもそも“感覚”の意味が含まれているので、さらに“感”をつけるのはおかしい」 といったご意見もありました。 私もこの点については、公式には推奨されない語であることは理解しており, ご指摘とし...
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間質性肺疾患

間質性肺疾患を合併した非小細胞肺がんに、免疫チェックポイント阻害剤は使えるのか?—全国8,000例のリアルワールドデータが示した意外な生存利益

「ILDだからICIは避けた方がいい」——そんな臨床での“空気”を揺るがすデータが報告されました。全国8,000例の解析で、ICIは化学療法の“ほぼ2倍”の生存期間を示し、DIILD発症の有無でも生存に差がなかったのです。この研究のインパクトと臨床的示唆を、読みやすく整理しました。Survival benefit of immune checkpoint inhibitors for non-sm...
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論文紹介

全身性エリテマトーデスにおける間質性肺疾患、どのくらい重要?

全身性エリテマトーデス(SLE)は、多臓器に炎症を引き起こす代表的な膠原病ですが、呼吸器合併症、とくに間質性肺疾患(Interstitial Lung Disease: ILD)の存在については、他の膠原病ほど注目されていないかもしれません。というのも、先行研究やメタ解析では、SLEにおけるILDの有病率は約6%前後とされており、これは強皮症(約47%)や関節リウマチ(約11%)よりも明らかに低頻...
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感染症

市中肺炎に対するグルココルチコイド併用療法の実践的ランダム化試験

A Pragmatic Trial of Glucocorticoids for Community-Acquired Pneumonia. Ruth K. Lucinde et al. The New England Journal of Medicine, 2025.今回は上記の論文から引用します。引用文献はじめに市中肺炎(CAP)は世界中で依然として主要な死因の一つです。特にサブサハラ・アフ...
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いろいろ解説

🫁 肺炎治療で「急に呼吸が悪化」するのはなぜ?

—— 治療が正しくても悪化する、その臨床的背景を知る肺炎で入院。抗菌薬も、補液も、酸素投与も、方針は妥当。それなのに——治療開始後まもなく、呼吸状態が急速に悪化。そんな経験、ありませんか?実は、「仮に感染性肺炎であって、その治療が正しかったとしても悪化することがある」のです。これは呼吸器内科だけでなく、すべての診療科で知っておく価値のある現象です。「正しい治療でも悪化する」理由① 脱水補正で“隠れ...
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論文紹介

妊娠中の喘息治療薬は本当に安全か?〜ICSとLABAの使用と胎児への影響を検証した大規模研究〜

The Association Between Use of Inhaled Corticosteroids and Long‐Acting Beta2‐Agonists During Pregnancy and Adverse Fetal Outcomes. Wu YC, et al.Respirology. 2025.This is an open access article under t...
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感染症

🫁 若手医師のための ニューモシスティス肺炎:診断と検査の実践ポイント

HIV陰性患者のPneumocystis jirovecii 肺炎(PCP)は、急性発症・重症化が特徴であり、発見の遅れが致命的となり得ます。しかし非HIV群では菌量が少なく、典型的な画像所見がそろっていても検査で陰性となることが珍しくないため、「どの検査をどう組み合わせて診断を確定するか」が重要な鍵になります。引用;Up-to-Date:Epidemiology, clinical manife...
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感染症

🫁 若手医師のための ニューモシスティス肺炎:臓器移植後・免疫抑制下におけるワンポイントガイド

免疫抑制状態にある患者さん、特に臓器移植を受けた方や長期ステロイド・免疫抑制剤を使用中の方では、Pneumocystis jirovecii肺炎(PCPまたはPJP)の発症リスクが高まります。実臨床でも比較的遭遇頻度は高いのではないでしょうか?その疫学をあらためて整理し、若手医師のみなさんに「いつ・どのように」気をつけるべきかを分かりやすく解説します。引用;Up-to-Date:Epidemiol...
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感染症

🫁 若手医師のためのニューモシスティス肺炎:HIV陰性患者における臨床像

〜HIV陽性PCPとの違いを理解する〜引用;Up-to-Date:Epidemiology, clinical manifestations, and diagnosis of Pneumocystis pneumonia in patients without HIV 引用文献PCP・PJPを押さえておこうニューモシスティス肺炎は Pneumocystis jirovecii によって引き起こさ...
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感染症

🫁 若手医師のための ニューモシスティス肺炎の胸部HRCTワンポイントガイド

免疫抑制状態で遭遇することのあるニューモシスティス肺炎(PCPまたはPJP)は、胸部高分解能CT(HRCT)での典型像を知っておくことで、早期診断・適切な対応につながります。今回は、若手医師・研修医の方向けに「どこに陰影が出るか(分布)」「どんな所見が典型か」「HIV陽性例と陰性例での若干の違い」「画像上似ている鑑別疾患」を整理しました。診療現場で“あれ?この像PCPかも”と思えるようになることを...
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その他

性について、患者さんに聞いていますか? ―肺線維症と性機能障害の関係を探る―

衝撃的なタイトルですみません。性について話すこと。それは、私たち呼吸器内科医にとっても、患者さんにとっても、決して簡単なことではありません。特に若年の肺線維症患者さんでは、パートナーとの関係性や将来の不安など、性に関する悩みが複雑に絡み合う傾向があります。このようなニーズにどう応えるか。The Impact of Pulmonary Fibrosis on Sex and Sexual Funct...
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肺癌や悪性腫瘍

「肺がん治療の陰に潜むリスク:治療関連肺炎(TRP)の実臨床データを読み解く」

今回ご紹介するのは、オランダの単施設で実施された後ろ向きコホート研究で、11種類の治療レジメン別にTRPの発症率とリスク因子を解析した貴重な実臨床データです。この研究から何が見えてきたのか?そして私たちは、どのようにTRPを予測・管理していけばよいのでしょうか?Real-world incidence of pneumonitis in different treatment modalities...
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